深夜の電気工事
2009年 08月 10日
土曜日の深夜、高圧受電設備の改修工事をしました。

キュービクルと言う高圧受電機器です。
6600ボルトの高圧電気を、内部の変圧器で200ボルトの動力電源と、100ボルトの電灯の電源に落として供給します。

今回は、動力の電源の容量が足らなくなったため、並列で動力電源をまかなっていた30kvaの変圧器を、単独で動力電源をまかなう75kvaの変圧器に取り換える作業です。
これが、30kvaの変圧器。重さは130キロあります。
油入りの変圧器です。この油にはカネミ油症で有名になった劇薬のPCBが含まれていますので、産業廃棄物として慎重に処理する必要があります。

これが、75kvaの油入変圧器。重さが325キロ、油量が81L入っています。

重量物の運搬には、チェーンブロックがかかせません。
ガラガラ,ガラガラとゆーっくりゆっくりと持ち上がります。

夜の10時、美容院や他のテナントさんの営業終了後、
関西電力さんに来ていただいて、電柱の上の開閉器を閉じて建物の受電を停止し、いよいよ作業開始です。

キュービクル内には蓄電している部分があるため、停電後10分間は自然放電をする必要があります。
「急いては事を仕損じる」ということわざもありますが、死亡事故につながりかねません。


無事、東芝製75kvaのトップランナー油入変圧器の据え付けが終了しました。

関西電気保安協会さんの立会いのもと、深夜3時に無事送電を再開することが出来ました。
本日エレベータや、電子機器の誤作動もなく正常に機能している事を確認しました。
私は、午前3時まで仕事をしていることはまずなくなりましたが、電力会社、ガス、水道、他にもインフラに関して、24時間体制で維持管理がなされていることを実感しました。仕事とはいえご苦労様です。

キュービクルと言う高圧受電機器です。
6600ボルトの高圧電気を、内部の変圧器で200ボルトの動力電源と、100ボルトの電灯の電源に落として供給します。

今回は、動力の電源の容量が足らなくなったため、並列で動力電源をまかなっていた30kvaの変圧器を、単独で動力電源をまかなう75kvaの変圧器に取り換える作業です。
これが、30kvaの変圧器。重さは130キロあります。
油入りの変圧器です。この油にはカネミ油症で有名になった劇薬のPCBが含まれていますので、産業廃棄物として慎重に処理する必要があります。

これが、75kvaの油入変圧器。重さが325キロ、油量が81L入っています。

重量物の運搬には、チェーンブロックがかかせません。
ガラガラ,ガラガラとゆーっくりゆっくりと持ち上がります。

夜の10時、美容院や他のテナントさんの営業終了後、
関西電力さんに来ていただいて、電柱の上の開閉器を閉じて建物の受電を停止し、いよいよ作業開始です。

キュービクル内には蓄電している部分があるため、停電後10分間は自然放電をする必要があります。
「急いては事を仕損じる」ということわざもありますが、死亡事故につながりかねません。


無事、東芝製75kvaのトップランナー油入変圧器の据え付けが終了しました。

関西電気保安協会さんの立会いのもと、深夜3時に無事送電を再開することが出来ました。
本日エレベータや、電子機器の誤作動もなく正常に機能している事を確認しました。
私は、午前3時まで仕事をしていることはまずなくなりましたが、電力会社、ガス、水道、他にもインフラに関して、24時間体制で維持管理がなされていることを実感しました。仕事とはいえご苦労様です。
by haruki-fujino
| 2009-08-10 19:09
| 家守り