バチが当たるで。
2010年 10月 12日

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昨日まで、秋祭りの会場だった三条八幡神社。
本殿の入り口の戸が破られています。
お賽銭泥棒です。

神社のお賽銭を盗むなんてバチが当たると思わないのでしょうか、、。

この戸は何度も泥棒被害にあっているので、傷だらけです。
新しくするのは簡単ですが、材料が杉の無垢板ですし、
そこだけ目を剥いたように新しくなってしまいますので
ボンドと細い釘でつなぎ直して、修理をします。

裏から鉄板を貼り、閂を4本も渡して,鍵もいっぱい付けてありますので、
少なくとも大きな音をさせて壊さないかぎり侵入出来なくしてあります。
お賽銭箱も頻繁に回収されていますので、お金はほとんど入っていません。

修理が完成しました。
泥棒の手口は、平たく尖らせた鉄の棒(バール・釘抜き)を木と木の間に突っ込み、てこの原理でこじ開けるというものです。
解体屋さんが使う道具ですので大概のものは壊れてしまいます。
それでも中に入った泥棒には、天井から油と白い粉が落ちてくる仕掛け、、、、、
内容は秘密ですがバチが当たるように仕掛けしてあります。
今回は、鉄板と閂に阻止されて入れず、今までの対策が功を奏したわけですが、何年かに一度来る泥棒との知恵比べをしているみたいです。
「バチが当たるで!」という言葉は、最近あまり使わなくなりました。
日本の文化の名残り言葉になってしまったのでしょうか。
悲しいですね。

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◎家守りの工務店◎
株式会社 藤野工務店
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by haruki-fujino
| 2010-10-12 18:59
| 憤る事、あきれる事