高野山 ２

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高野山の朝は、真っ暗な本堂で、6時からのお勤めで始まります。
東北大地震の犠牲者の供養のお祈りも行われました。


お勤めが終わると、すっかり夜が明けていました。
清々しい気分に包まれます。


朝食です。ご飯おかわりしました。


出発の前の記念写真。
高野山で唯一の温泉のある宿坊、｢福智院」さんを後にしました。


橿原市の今井町にやってきました。
「重要伝統的建造物群保存地区」と、あります。


重要文化財の民家が軒を連ねています。街の西口にある今西家です。
領主、代官の町方支配の一翼を担い、自治権をゆだねられていたそうです。
民家というよりお城と言った方がいいような構造です。


これも重要文化財の「豊田家」です。
駒繋ぎと言って、牛馬をつなぐ丸鐶が残っています。
馬は頭を下に向けさすとおとなしくなるので下の丸鐶につなぎ、
牛は、頭を上に繋ぐと動けないそうです。
逆にすると、馬は跳びはね、牛は闘牛のように暴れ出しそうですね。


どこの民家にもこんな風に曲がった竃がありました。
一人でいくつもの火の番が出来て使いやすそうです。


竃の煙でいぶされて、良い色が付いています。
煙でいぶされると、シロアリもつかないようです。
野字材はすべて竹で出来ていました。竹の上に土をのせて瓦が葺いてあります。

今井町は、とんでもないお金持ちの商人が住む町だった事がよくわかりました。



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◎家守りの工務店◎
株式会社 藤野工務店
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