20年前の建売住宅
2012年 10月 20日
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西宮市の南部に、どこのでもあるような住宅街、
狭い敷地を上手に開発された建売住宅が並んでいます。
住宅金融支援機構の融資、「フラット35」をうけるため、
中古住宅の建物調査をしてきました。
狭い敷地ながら、民法上の壁面後退50センチを確保し、
基礎も、外壁もひび割れ一つありません。
築20年ですから、震災を経験した建物ですので
被害の補修箇所を探しましたが見当たりません。
建築主、売主は梅原工務店となっていました。
先代社長とおなじで、大工の棟梁から分譲住宅を手掛けられたと工務店と聞いています。
屋根裏をのぞいてみると、松やにをいっぱい吹き出した構造材が、
びくともせず建物を支えています。
隅の通し柱には両側から筋交いが入っています。
今どきの建売住宅では、床の間付きの和室は造りません。
昔風の建て方で、使い勝手は少し手を加える必要もありますが、
しっかりと建てられた家で、見れば見るほど梅原さんの顔が浮かんでくるような家でした。
「フラット35S]の適合証明の判定は、合格としました。
この家なら、「家守り」をさせていただきたい、とも思いました。
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◎家守りの工務店◎
株式会社 藤野工務店
http://www.fujino-house.co.jp/index.html