ヨーロッパの旅 7 ブレーメンの教会
2013年 07月 20日

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バスに乗ってブレーメンに出かけました。
グリム童話集で有名な音楽隊の銅像です。

バスを降りてすぐ近くに聖マルチニ教会がありました。

ベンチに座っていると、牧師さんに声をかけられました。
日本の建築家、と片言の英語で伝えると、
庭を見せてあげようと、扉の鍵を開けて中庭に案内していただきました。

レンガ造り建物の構造が、想像できます。
屋根を含めて、建物の上部は先の世界大戦で破壊されたそうです。
ステンドグラスも戦後の作だそうです。
身振り手振りも交えて、懸命に説明していただき、
先の戦争の同盟国でもありますので、大変親近感を感じました。

この壁と、レリーフは戦争で破壊されず、この教会で一番古いものだそうです。

マルクト広場です。
左が市庁舎で、右が聖ペトリ大聖堂です。
大聖堂は、一番最後にあとまわしにして、、

リーブフラウエン教会です。
ここでも5分間ベンチに座ってみました。

地下にはこんな部屋があって、特別なことに使われるのでしょうか。
皆、無口ですが、写真撮影は許可されているようです。

旧市街地のシュノアー地区です。
職人の街として今にいたっています。
木造白壁つくりで、手工芸品のお土産屋さんや、レストランが並んでいました。

シュノアー地区にある、聖ジョアン教会です。
外装工事が行われてシートが張られていたため、外観が見えませんでした。
ここもドーム天井が素晴らしい。

30セント献金してろうそくを手向けました。

街中にはこんな路面電車が走っています。

最後は、聖ペトリ大聖堂です。
入った瞬間、言葉を失いました。
正面には、十字架にキリスト像があり、後ろの壁には最後の晩餐の絵?が飾られています。

奥の祭壇から見ると、入口の上には、パイプオルガンが響いています。
12時になってミサが始まりました。

この白髪の女性の後ろの席で流れていった20分間の時間、、、。
ドイツ語のお説教を聞きながら、意味もわからず、
良いことも、悪いこともすべて流されていったような時間でした。
清々しい気分で大聖堂を後にしました。

集合時間に間に合って、昼食は市庁舎の地階にあるレストラン、
「ブレーマー・ラーツケラー」
1405年創業の歴史的レストランだそうです。
舌平目のカツとポテト、、。それともちろんビール。
とても美味しくて、魚一匹でお腹膨れました。

外壁改修工事の現場がありました。
足場解体工事中ですが、職人さんは半ズボンにヘルメットもかぶっていません。
日本なら、労基署がすぐ飛んでくるかもしれませんね。
足場が解体されて仕上がったはずの外壁も、窓周りの雨漏り処理はなされている思いますが、
見た目は薄汚れたままですね。
ブレーメンでは、きれいにするより、薄汚れたままが好まれるのかもしれません??

クボタの少し古いユンボが活躍していました。
ブレーメンの街は、500メートル四方ほどですので、十分一回りできる広さです。
第2次世界大戦中、アメリカ空軍、B17の爆撃で壊滅的な被害受け、
その後復興されたと聞いていましたので、近代建築の羅列と、期待していなかったのですが、
昔ながらの技術を継承して造られた建物は素晴らしいの一言に尽きました。
地震のない国の、ドーム天井はいいですね。

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◎家守りの工務店◎
株式会社 藤野工務店
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by haruki-fujino
| 2013-07-20 20:29
| 海外旅行