桧のカウンター
2014年 03月 19日

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奈良にある、材木屋さんに桧のカウンターを見に行きました。
手前にある板3枚が注文した桧材。
長さが5.5メートルあります。

写真の撮り方では手前が根っこのように見えますが、上下反対で、奥が根っこ手前が上になって生えていた木です。
年輪からすると、200年近くの樹齢です。
手前にある節は、桧や杉の植林された山によく見られるように、上の方にだけ残された枝のあとです。
小口を見ると、木の形も年輪も下に広がっているので、上側が木の表側、木表といいます。
下側は、中央部に近くて、木裏と言います。
表面に近い白い方を、辺材(白太)、中央に近いピンク色の部分を心材(赤身)といいます。
材木は、年輪にそって反ります。
この桧は木目の素性がいいのですが、それでも長年にわたり中央が沈む方向に反る性質があります。

いよいよ製材です。
帯状の鋼のノコギリの刃が音を立てて回り出しました。
ここでもレーザー光線の光が通りを正確に見通しています。
後ろに立っているのもすべて節無しの桧です。ベンツが何台も買えます(笑)。

すごい切れ味で切断されました。
もったいないような気がたいへんします(汗)ね。

お寿司屋さんのカウンター、形が出来上がりました。
厚み11センチの板は、すごい迫力を醸し出すことでしょう。
仕上げをして、3週間後に据え付けです。
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