銅管の金属疲労
2014年 09月 24日

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水道屋さんが、狭いところで何やら調べています。
テラスハウスの浴室部分の外壁側で、給湯配管から漏水しているようです。

とりあえず、土間コンクリートを斫ってみると、出てきました。
真っ青にさびた銅管、お湯の配管には昔から銅管を使用します。

曲がり角の部分、エルボという継手の部分に直径1mmの穴が開いていました。
お湯の配管ですので、熱湯が流れるたびに熱せられたり、冷やされたりを繰り返すことになり、
直角に曲がっている部分では、伸びたり、曲がったりを繰り返すため、
金属疲労をおこして、この部分がとくに弱くなり漏水につながります。

最近では、なるだけ継手を使わず、長い配管を使用するのですが、
この場合はそうもいかず、防蝕の被膜テープをまいて修理が完了しました。
漏水個所が簡単に見つからない場合は、漏れている配管は使わず、
バイパスの配管を新たに設ける場合もあります。
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◎家守りの工務店◎
株式会社 藤野工務店
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