杉皮の茶室
2014年 10月 27日
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離れの修繕をさせていただいています。
築後40年以上経った数寄屋建築で、なかの和室には炉が切ってあります。
外壁の塗り壁の補修工事で、今塗ってある壁の下地調整をしています。
銅板の一文字葺きの点検と、樋の勾配を直します。
六甲山の麓で自然の立木があり、樋は頻繁に詰まっているようです。
杉板の戸袋と雨戸、長い年月とともに良い色に染まっています。
中の茶室も素晴らしい普請でした。
杉の木はいっぱいあるのに、杉皮を建材として使用することはなくなりました。
左官屋さんの親方と、
「こんな家建てて下さいというお客さんもうおらんやろうな、、。」
「ほんと、いい仕事がしてある、、。」と、
まんざらでもない顔で、明日もいい仕事をしてくれそうです。
プレハブメーカーには出来ない、工務店の仕事です。
いつも読んでいただきありがとうございます。
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◎家守りの工務店◎
株式会社 藤野工務店
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