丸ーいデザイン ザハ・ハディト


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大工の桐原さんが床を貼っています。

設計の段階で左右の動線を考えて曲線にした上がり框ですが、

やっとまた一枚貼り終えたようです。

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何度も何度も削り合わせて上がり框の曲線に合わせます。

「社長、朝から泣いてまんねんで。」

「ありがとう、ごめんな、ハンカチおいとくわ。」

「おおきに!!」(笑)

パソコンで描くCAD図面では、曲線などいとも簡単に描けますが、

実際工事をする大工さんは大変な苦労。

きれいに仕上がって本当に感謝です。

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今話題の新国立競技場。

ザハ・ハディトさんの設計です。

イラク、バクダード生まれ、イギリス在住の女性建築家(64歳)

凄すぎて、建築できない建築家とも言われ、

あまりに斬新なデザインのため、コンペで優勝しても

建築できなかった建物は、この国立競技場だけではないようです。

キールアーチのキールとは、船底に船首から船尾まで通っている構造材で、

船底のような形のアーチが2本屋根を支えています。

工場生産の車ならば、カッコよく出来そうですが、

何百メートルもある構造体を現場で作るのには、2520億円掛かるのでしょうね。

しかも3次元の曲線、大工さんでは無理です。(笑)


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◎家守りの工務店
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by haruki-fujino | 2015-07-18 16:51 | ひとりごと

日記です


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