丸ーいデザイン ザハ・ハディト
2015年 07月 18日

大工の桐原さんが床を貼っています。
設計の段階で左右の動線を考えて曲線にした上がり框ですが、
やっとまた一枚貼り終えたようです。

何度も何度も削り合わせて上がり框の曲線に合わせます。
「社長、朝から泣いてまんねんで。」
「ありがとう、ごめんな、ハンカチおいとくわ。」
「おおきに!!」(笑)
パソコンで描くCAD図面では、曲線などいとも簡単に描けますが、
実際工事をする大工さんは大変な苦労。
きれいに仕上がって本当に感謝です。

今話題の新国立競技場。
ザハ・ハディトさんの設計です。
イラク、バクダード生まれ、イギリス在住の女性建築家(64歳)
凄すぎて、建築できない建築家とも言われ、
あまりに斬新なデザインのため、コンペで優勝しても
建築できなかった建物は、この国立競技場だけではないようです。
キールアーチのキールとは、船底に船首から船尾まで通っている構造材で、
船底のような形のアーチが2本屋根を支えています。
工場生産の車ならば、カッコよく出来そうですが、
何百メートルもある構造体を現場で作るのには、2520億円掛かるのでしょうね。
しかも3次元の曲線、大工さんでは無理です。(笑)
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